関ヶ原が見たかった!?視聴者の驚き以上に真田親子の驚きを共有。真田丸

2016.10.02

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ネット上でも話題になった
大河ドラマ真田丸の第36話「勝負」

天下分け目の関ヶ原の戦いが
たった50秒で片づけられました。

合戦シーンもなく
上田城に戻った佐助の報告だけ。

「石田三成は行方知れず」
「大谷吉継は戦場で切腹」

以上。

それに対して

・ あれはないんじゃないのか
・ 予算がないのか
・ 合戦シーンが見たかった

などなど。
驚きの声があるというんです。

やれやれ。。。

そのあたりについて
ふり返っておきますね。

もともと真田丸では
関ヶ原の戦いは描かれない!

これは分かっていましたよね。

 

そうですよね。

毎回のサブタイトルは漢字2文字です。
関ヶ原は3文字でヶはカタカナ。

毎週、観てれば予測はつきます。

ではどう描かれるのか・・・

興味はそのあたりに集約されていました。
予告では三成と吉継が
ふたり並んで関ヶ原に布陣している様子。

それがいざ「勝負」の回になると・・・

・・・そうきたかーーー(笑)って感じでしたよね。

今回の大河ドラマは徹底的に真田目線。
三谷幸喜さんの脚本は貫かれています。

実際に真田信繁が触れたり目にした
様子を中心に展開します。
目の前のこととその周辺です。

上田城での合戦では
徳川秀忠相手に勝利したものの
本戦では三成方が負けたと聞いた。

なぜだ。。。
なぜ負けた。。。
真田は勝ったのに。。。

真田親子の落胆と驚き。

 

この歴史的瞬間を
ボクたちは共有したじゃないですか。

ありがとうと言いたいぐらいです。

上田城の広間での
お父さん・昌幸の表情は
今でも覚えています。

なぜだ。。。
なぜ関ヶ原を描かない。。。
視聴者は観たかったのに。。。

そうではないんですよね~

 

たしかにテレビのまえで
関ヶ原の壮大なシーンを期待した人も
多かったと思う。

これは今までの大河ドラマです。

それ以上にテレビの前で
一緒に観ている家族と

あれこれと創造して会話しました。

三成、吉継や秀家は
必死に家康相手に奮戦したに違いないって。

秀秋はどうしたんだろう~って。

家康は余裕だったのかな~って。

そのぐらいの察しがつくように
それまでの回で情報をもらっています。

小1の息子ですら
学校の図書館で『石田三成』の
マンガを借りてきたほどです。

詳しくはこれ読もうって。

分かってるなぁ~って感じ。

あえて描きすぎない。
これが信繁の目線で三谷脚本。

あとはボクたちがテレビのまえで
どうコミュニケーションするのか。

せっかくなので
少し先のことを予測しましょうか。

最期の見せ場にして最高の山場。

大坂冬の陣。夏の陣。
大坂城の南側に築かれた要塞。真田丸。

そこでの徳川家康を相手に
奮戦する信繁をどう描くのか。

淀殿や上杉の御屋形様(景勝)の再会や
伊達政宗との同じ年対決も興味津々です。

このあたりで
漢字2文字で表せそうといえば・・・

・ 大坂
・ 要塞
・ 淀殿
・ 景勝、政宗、家康

などなど。

大坂方の武将の配役が発表される中で
最終回に向かって楽しみは尽きませんね。

 

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。

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