会社会計の「利益」再考!そんなセミナーでした

2017.12.06

写真 2017-12-05 18 36 37とっても穏やかで優しい場だった

最近。歴史的には再考がブームです。

最高でもなく
再興でもなく
採光でもありません。

再考です!

はい。もう一度、別の角度から考え直すこと。
既存の見方ではない違った見方をしてみること。

歴史的には評判の良くなかった人物が
クローズアップされてきています。

明智光秀
石田三成
豊臣秀次

彼らの共通点は敗者であること。
失敗例として紹介されることが多いんです。
そんな中で、今。特に再考されているのが今川氏真です。

誰やねん?
なんて声が聞こえてきそうなので
少し説明しますね。

氏真から学ぶ失敗しても生き残るコツ。おんな城主直虎

読んでくれましたか。
そんな感じです。

彼は大会社の後継者でした。
それにもかかわらず自分の代で
その会社を潰したからです。

だからとっても評価が低かったんです。

ただよ~く考えると
彼は討ち死にしていません。

合戦も弱くて負けてしまったけれど
天寿を全うして子孫は幕末で生き残っているんです。
それってすごいことです。

たしかに大会社ではなくなりました。
どちらかと言えば小さな規模になりました。

さらにまったく違った
業種に転換した成功例でもあります。

会社を潰した氏真はサッカー選手として
あるいはサッカーの伝承者として活躍したんです。

それってものすごくレアケース。

そんな戦国武将は他にはいません。
ある意味成功と言ってもいい。

なぜそんなことができたのか。
どうして名門の大会社を潰したのに再起して
生き残ることができたんでしょうか。

気になりませんか。
それは彼が武将としての資質が
人並み以上に弱かったからです。

父親が首をとられた
相手にさえ友好的に交流しました。
だって敵討ちを獲るほどの力量は
自分にはないって分かっていたからです。

そうしなかったから
氏真は助かったんです。

+++
***
&&&

いかがですか。

ちょっと難しいですか。

言い換えると、
経営者としてのダメな自分を
許して期待しないことにしたってこと。

「好きなサッカーだけをする。以上!」って感じ。

許すって損するってことです。

大会社を手放すって損じゃないですか。
できれば最後までしがみついていたい。

経営者の多くは
自分に経営の才能がないなんて
認めたくないんです。

そんなことは許せないんです。
でも彼はあっさりと許した。

皮肉なことですが
彼と彼の子孫は長く繁栄することができました。

だから再考なんです。
一度は会社を潰したけれど再興できたんです。

そう思うと
・・・会社経営の「利益」も再考するときが来たんじゃないか。

そんな風に思って今回のセミナーをお届けしました。

ボクの考える利益の概念は「利益は探し物」です。

常識的な原価計算ありきでは
会社の利益は立ちいかないことが多くなってる。

過去2回にわたって
お届けしてきたセミナーの最終章としてお話ししました。

利益は探し物
1.利益の源泉を見つける
2.見つけた価値を届ける

今回のテーマは許す。

氏真にならって許すこと。
日ごろから腹の立つことってなんだろう。

損して得取ると
どんな関係を目指せばいいのか。
そのあたりについて。

具体的な内容は
みんながフェイスブックで
アップしてくれてるからそこを見てね。

まぁそれにしても楽しかったなぁ~

優しくて温かい感じの場でした。
みんな仲良しで交流が深まってたね。
ありがとうございます。

改めて感謝です。

また、来年も秋ごろに自主セミナーしますね。。。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。

山本会計事務所
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