利益は得るものではく、利益を与え合う関係性が心地いい。個性は利益に直結している。

2014.12.14

キャプチャ

ソメンヤドカリとベニヒモイソギンキャクの関係性もそうです。
利益を与え合っている関係性。

週末、日曜日。
大河ドラマ『軍師官兵衛』のある日。
1月5日(日)に第1回目の放送が始まって今週で50週目。

いよいよ最終回の予定でした。
それなのに選挙の影響で大河ドラマは今週はお休み。
さびしい反面、楽しみは先にとっておくことができるのもうれしい。

せっかくなので
大河ドラマの登場人物から気づくことをブログに書きます。

何かというと・・・

個性について。実は個性は利益に直結します!

大河ドラマを見るうえでとても大切な視点です。
詳しく書きますね。よく自分探しをする人がいます。

・ 自分って何だろう~
・ 私には価値がない~
・ どうしていつもうまくいかないんだろう~

そんな風に思い悩むこと。
ボクにもありました。でも答えなんて自分一人では出ません。

今の世の中。
似たような商品やサービスがたくさんあるわけで
どこで買ってもいい、
あるいはそれを買わなくてもいいという選択が
相手にある中でどうしてあなたから買わなければいけないのか。

その答えが必要になっています。
相手がお金を払う理由です。
ねぇ。自分だけではどうにもならないでしょ。

ボクたち自身を否定するのでなく個性のありかというお話です。

実は同じようなことは戦国時代でも起こっていました。
例えば、

『利家とまつ』の主人公・前田利家
『風林火山』の主人公・山本勘助
『天地人』の主人公・直江兼続

もちろん『軍師官兵衛』の主人公・黒田官兵衛もそうです。

誰もが個性的な人物です。
そうですよね。個性的だからこそ大河ドラマの主人公になるわけです。
現代から振り返った時に何かを成し遂げた実績があります。

前田利家の個性は秀吉にとって若いころ一緒に苦労した同僚という個性。
自分が亡くなる寸前にわが子秀頼の後見を託せる人は利家しかいませんでした。

山本勘助も軍師としての才能を発揮できたのは
武田信玄に正社員として採用されてから。
すでに50歳を過ぎるころ。
それまでずっと浪人暮らしです。期間雇用やアルバイトの生活でした。
隻眼の官兵衛をだれも本採用をしくれなかったんです。

直江兼続もそうです。
彼の仕えた主は上杉景勝といって有名な戦国武将上杉謙信の甥です。
無口な景勝とは幼少期の学友であり心を許せる数少ない親友といった関係。

ここでよ~く見直してみると疑問に感じることがあります。

主人公には生まれながらの個性があったかということ。
そんなわけありません。
そうだとすればもともと個性的な人なんていないということです。

あるタイミングに気がつくかどうか。

どんな人でも武将でも
まわりとの関係性の中で自分の個性に気がついていきます。
そこが見逃せないポイントです。
もっと言えば個性は社会の中にあるわけですから。

黒田官兵衛が軍師として活躍する物語である『軍師官兵衛』はその典型です。

官兵衛は秀吉に仕えることによって軍師という役割に気づきます。

それ以前は播磨国の姫路周辺を治める小さな領主の家老でした。
東からの新興勢力である織田信長の織田家か。すぐ西隣に勢力を張る毛利家か。
かれは織田家につくことを選択しそこで秀吉と出会います。

農民出身の秀吉には子飼いの家臣が少なく優秀な人を積極的に採用していきます。
戦国時代においては珍しいほど戦わずに見方を増やそうとします。

幼いころから『孫子』を愛読していた官兵衛はピッタリです。
合戦のつど先陣を切って戦っていては命がいくつあってももちません。
生き残ること。命を粗末にしないこと。それが黒田家の教えです。

中国の古典兵法書である『孫子』には戦いのコツは戦わないこと、とあります。

官兵衛と秀吉は相思相愛の関係性となっていきます。
軍師としての官兵衛の個性を発揮させたことで秀吉はあっという間に天下人になります。

逆に言えば秀吉は人の個性を見抜くという個性がありました。

槍や弓矢をもって敵をやっつけることが得意な人もいます。
馬術や砲術を活かす人もいます。
兵站といって食料やお金の調達にたけた人もいます。

それぞれをいかせるかどうかは受け入れてくる相手との関係性が大きい。

相手から得る利益ではなく
互いに利益を与え合う関係性です。

そうなると仕事がとても心地いいものになります。

そのためには個性的になること。
分かりやすい個性を発揮してお役に立つ相手に巡り合う。

知ってもらって、興味を持ってもらって、かかわってもらいましょう。

どんなに自分たちが扱っている商品やサービスの質や性能が良くても、
それはお客さまが相手が決めることです。

売上に対する原価が高いとか安いなどは関係ありません。
いくら販促費をかけても必要とされない相手には伝わりません。

お客さまとの関係性の中で役立つ個性に気づくこと。

そう言えば・・・って、いつもあの人はうれしそうにしてくれる。
それが個性です。喜んでくれる個性がなにかに気がつかせもらえますから。
そこには無理なく競争もありません。

写真にあげたイソギンチャクとヤドカリのことはまたの機会に。。。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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