昨日は自宅のテレビで本丸。
大河ドラマ真田丸は15話・秀吉でしたね。
これまでのお父さん・昌幸の活躍から一転して
大坂では天下人・秀吉が中心に描かれていましたね。
今回のブログでは
大坂城内で行われる評定(ひょうじょう)に注目!
評定って会議ってこと。
ひとつは大阪城内の広間で行われるオフィシャルな会議。
もうひとつは茶室で行われる非公式な会議。
一方には行政官僚の石田三成が中心で
もう一方には茶人の千利休が秀吉の相談相手です。
ボクが面白いって思ったのは「検地」です。
検地って土地の広さを測量して
その土地からどれだけのお米が収穫できるのかを測ること。
特に収穫高は土地や国によってバラバラでした。
何が問題なのか。
どうすればいいのか。
諸国の大名がばらばらの時には問題ではなかったことでも
国を統一しようとするとはかりが違っては問題になります。
年貢に係わる大問題です。
いくらの年貢を課すのか。
その基準がバラバラでは不公平になるからです。
「源次郎どうすればいい?」と秀吉に問われます。
「・・・はかりを同じにすればいいかと。。。」って答える、
源次郎信繁。
桃山時代と呼ばれるこの時代。
豊臣秀吉によってはじめて
日本の升(ます)の大きさが統一されたんです!
その伏線もありましたね。
吉野太夫(よしのたゆう)の踊りの席で飲んでいた
お酒の升の大きさです。
信繁と一緒に秀吉のお供をしていた
福島正則はとんでもない大きさの升でお酒を飲んでいましたねぇ。
それに比べて秀吉の升はとても小さい。
どっちが天下人は分かんないほど。
升はお酒を飲むコップです。
同時にモノの量を測るはかりでもあったんです。
1升=10合
これって炊飯器でよくみるでしょ。
1升炊きとか
5合炊きとかって。
つまり1合×10=1升なんです。
1合って≒180cc。
お茶碗一杯を1合と数える。
そんな今の決まりごとは秀吉によるの検地。
つまり太閤検地の影響だったんですね。
もし1杯のご飯の量が
家庭や地方によって違ってバラバラだったら
ややこしいですもんね~
「お弁当や晩ごはんのために1升炊きます」
「うちは夫婦二人だからせいぜい3合かな」
そんな会話でコンテクスト(会話の文脈)が
通じるのは秀吉のおかげだったんですね~
また来週も楽しみです。