今日から5月。
5月1日(月)ですね。
大リーグのイチロー選手の打率が2割以下!
ということをテレビで知りました。
「イチローももう43歳だからね~」と解説の張本さん。
そう言われると
仕方がないなぁという気にもなります。
それでも
日米通算4,000安打
日米通算打率.323
10年連続で年間200安打
これまでのイチロー選手の記録は圧倒的。
「率」も「安打数」もずば抜けています。
そのイチロー選手の打率が
今シーズンは.200に届かない…
たしかに年齢も問題かもしれません。
野球選手だから肉体的な衰えはあるかもしれません。
そこでボクなりに考えてみたんです。
野球の視点ではなく
数字を扱う税理士の視点です(笑)
××○××○××○×・・・これで.300(3割)
いわゆる一流のバッターです。
今までのイチロー選手
これが
××××○××××○・・・これで.200(2割)
今のイチロー選手の打率。
どちらも平均して
10回打席に立つと
3回ヒットを打つか2回しか打たないか。
その違いです。
ポイントは平均ってこと。
ホントは10回じゃない。
もっとたくさんの回数をこなしています。
××××××××××・・・(0割)
ずっとダメな状況。
続いて率も悪いまま。
そのうちに
×××××××××○・・・(1割)
×××××○××××・・・(1割)
×××××××○○×・・・(2割)
ここで数字を追ってもダメなんです!
たまたまなんだから。
いつまでたっても結果がついてこない。
たくさん経験して
○のポイントが分かってくるようなると
それを試すわけですよね。
イチロー選手の場合は
振り子打法だったり
内野ゴロでも全力疾走でヒットにしたり
長打を狙わずヒットに徹したり
打席数を増やすために
1番に起用されたりして
自分らしいのスタイルを確立しました。
自分らしさって「質」です。
だから長く結果を残せてきたんです。
逆に言えば
今のイチロー選手らしくなくなっている。
これが不振の原因かも。。。
その日も2三振でしたから。
あらためて
実践量をこなすことで
やがて「量」が「質」に変化します。
「率」や「安打数」が残せるようになって
平均値を上げるためには実践回数が必要です。
そこでスタイルの確立という
「質」に注目することです。
数字は遅れてやってきます。
平均したり分母も分子も小さくして
分かりやすくしているだけ。
これはボクたちの仕事でも同じ。
利益率が30%とか
売上金額が100万円とか
って表現です!
売れた数しかカウントされていない!
予算も同じ。
売れることを前提に作っている。
100万円の売上があって
30%の利益率だから30万円の利益ってこと。
もしこれが未達の場合。
どうするかというと・・・
値引きして安く売ろうとする。
でも売れないともっと安く売ろうとする。
この繰り返し。
だから売上も利益率も
下がってしまうわけです。
これじゃ成り立たない。
実践の中でスタイルを確立すること。
いきなり「率」や「額」を狙っても外しやすいんです。
まずは「質」の向上を目指すこと。
当たる可能性が増えて
初めて率や額の話ができるんです。
当たる可能性が低い状態のままでは
率も額も思うようにならないに決まっています。
ボクの考える「利益は探し物」では
個性に基づく価値。これが利益の源泉です。
ここから始める。
誰にでもある個性を
関係性の中から見つけて
お役に立ちそうな方へ届ける。
価値は相手が決めることです。
そもそもボクたちが提供する
モノやサービスには価値はなんですから。
できれば独自の価値を届けましょう。
時間がかかっても
これが商売の土台・基礎です。
その上にモノやサービスを並べましょう。
喜んでもらおう~
そのうちきっと思った以上の
利益率や売上金額を手にすることが
できるはずですから。
応援しています~