アインシュタインも大絶賛
今回のブログでは金利のお話をします。
令和2年6月15日現在
普通預金の金利は0.001%
定期預金の金利は0.008%
まぁとにかく低いわけです。
1,000,000円預けても
普通預金だと10円で
定期預金でも80円の利息。
やれやれ。。。
ゼロ金利政策の影響が続いています。
その影響で預金以外にも保険や投資の
利回りが低い状況が続いています。
ただ金利ってもう少し深く知ると
かなり面白くなります。
有名な物理学者・アインシュタインが
人類最大の発明、宇宙で最も偉大な力と
呼んだものが「複利」です。
ご存じですよね。
複利とは
「元本だけでなく、利子が利子を生む」
という考え方のこと。
よく似た考え方に「単利」があって、
最初の元本だけに利息が発生します。
その違いです。
「複利」それ自体は以前からあった
概念ですが経済の発展や成長の
原動力としての仕組みとして欠かせない
ものでした。
例えば、単利で利息1%、
50万円で預金に預けたとします。
1年目の金利は5,000円。
2年目の利息も5,000円。
3年目の金利も5,000円。
3年合計の金利は15,000円です。
一方で複利は「元本+金利」に
利息が付きます。
1年目の利息は5,000円。
2年目の利息は5,050円。
3年目の利息は5,100円。
3年合計の金利は15,150円です。
3年間では差額もわずかしか
発生していません。150円です。
ただ長い期間もかければかけるほど
どんどん利息は増えていきます。
複利効果が発揮されます。
元本50万円で1%で20年経過すると
単利での利息は100,000円で
複利での利息は110,087円となります。
単利よりも複利の方が10,000円ほど
高く利息を受け取ることができます。
30年も経過すると
その差は20,000円ほどになります。
金融商品に限ったことでなく
働き方やお金の使い方にも現われるはず。
複利の環境にあっても
増えた利息をすべて使ってしまうと
いつまで経っても単利のままです。
反対に複利の環境で追加投資を
するとさらに複利効果は増します。
金利が高いほうがいいわけですが
取引によってはマイナスだってあります。
短期的な高金利よりも
早く始めて期間が長いほど複利効果は
発揮することも覚えておきたい。
あとは運用実績の確認でしょうか。
ココの見極めが一番難しいんだけど。。。
経営者が経営のリスクをとることで
一般スタッフよりも高額な報酬を得ます。
同じように投資に対してもリスクを
とることで初めてリターンも
増えるのかもしれませんね。
コロナ禍でお金を貯めこむ
モードが強まる中だからこそ
投資マインドを磨いていきたい。