利益の感性。売上総利益について。

2018.03.01

写真 2018-02-28 14 03 31ケーキが届いた・・・(^^)/

3月1日ですね。
今日から新年度という会社も多いみたい。

経営と数字。
ボク達は財務分析を見ながら
経営判断をすることがあります。

決算書や試算表。
利益推移表を確認することも多い
かもしれません。

例えば売上総利益率について。
「飲食業では70%が目安」とあります。

飲食業では有名は数字ですよね。

すべての飲食店がこの数字の
通りになっているわけではありません。

「そんなことは当たり前だ!」

そう思っている方は
ちゃんとわかっているように思うんです。

うまくいかなのは
経営状態っていつも同じではないからです。

好調であれば75%になったり
そうでないと60%ぐらいになったり
もっと下回る場合もあります。

いつでも売上総利益を70%達成には
どうすればいいのか?それは・・・

まず「利益をだそう」と思うこと。

しっかり確保しようと
思わない限り確保できないんです。

計算じゃなんです。
計算結果を眺めていても分析しても
なかなか数字ってコントロールできない。

そのためには五感をフル活用して
心を尽くす。相手が喜んでくれる顔を
想像してそのシーンに集中します。

たのしい。嬉しい。
買ってよかった。
また買いたい。
そう思ってもらうことが大切だから。

WTP(購入意思額)にアクセスします。

WTP-原価=売上総利益 〇

これですから!
念のため。

売上-原価=売上総利益 ✖

そう考えているうちは
自社の数字をコントロールできません。

WTPに対してどう行動して
いくらコストを使っていくら残ったのか。
それが売上総利益です。

きれいな包装の写真を見てください。
お菓子やケーキでも入っているみたい。

でもこれ中身は消臭器です。

お部屋のにおいをとる機械。
一見すると無機質な感じさえします。

それを丁寧に梱包して
包装して送ってもらったんです。
とっても嬉しかったです。

もう1台欲しくなったもん。。。

この場合はボクが買い手です。
想定以上にきれいだったから
もう1台欲しくなったんです。

包装してくれた方の人件費は一定です。
ここで売れると人件費率は下がっていますよね。

売り手の行動が伝わると
買い手のWTPにアクセスしてるでしょ。

そのためのコストが原価の一部なんです。

いかがでしょうか。
これが数字の感性です。

数字になる過程で省略されている行動に
意識を向けてみてくださいね。

どんどんよくなりますから。。。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。

山本会計事務所
Yamamoto Yasuzou Accounting Firm
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