坪井秀樹さんに聞き出してもらったエクスマとの出会いから今まで
日本人は「型」のある文化って好きだと思う。
代表的なところでは
三味線。お琴。舞。踊りなど芸事っていわれる分野のこと。
○○道なんて言われることもあります。
師匠と弟子の関係で
テキストはなく
お手本や型を真似ることで芸を磨きます。
普段の稽古中では
「違う!」「違う!」「違う!」と、
師匠から弟子に檄が飛びます。
鍛錬を積む期間はさまざまですが
ひたすら実践あるのみです。
そのうちに
「はい。よろしい~」と、
声をかけらかれるまで修業が続きます。
なかには厳しい修行に耐えかねて
途中で挫折するかもしれません。
そこにはこれが正解という
唯一の答えがありません。
「 修業 = 辛い 」
そういうイメージは
このあたりが原因かもしれません。
でもよくよく考えれば
どうせ修業するんです。
同じように修行するなら
楽しい方がいいに決まってます。
ボクは辛いことって苦手です。
「違う!」「違う!」「違う!」ではなくて
「いいね!」「いいね!」「いいね!」って、
言われるとはりきります。
その方が愛がある!
仕事が楽しいというのは
「いいね」という
コミュニケーションによって始まります。
可能性の覚醒が始まります。
無責任でもいい
本気に思っていなくてもいい
最期の責任を取るわけでもないんだから
違う!と、否定から入るのではなく
いいね!と、肯定して交わる方がいい。
言われた方は
その方が継続できます。
気持ちが折れずにいられる。
自分でもできそうな気分でいられる。
その気になって行動できる。
だから無理もありません。
自然と工夫するようになります。
お客さまの反応が出るまで
その後もずっと継続して実践できる。
それがエクスマ。
だからエクスマは芸事だと思う。
「はい。よろしい~」
なんて言われなくてもいい。
「バカだね~」と、
言われて師匠を笑わせるまで
ずっとやって行きたい。
あなたにとって
藤村正宏先生が主宰するエクスマとは?
この質問に対して
インタビュー形式でライブで
答えたことは概ねそのあたりです。