税理士と利益や節税を話すよりも会計ソフトの罠から脱出しょう!

2014.12.19

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会計ソフトの罠から脱出しよう!

もしかすると、簿記や会計は経営の役に立たないのかもしれない・・・

税理士としてそんなふうに考えることがあります。

1494年ルカ・パチョリによって
『スムマ』の中で複式簿記が体系化されました。
イタリアの商人たちが使っていた複式簿記を解説しています。

・財産目録
・日記帳
・仕訳帳
・総勘定元帳

などの会計にとって必要な
帳簿の取り扱いや決算について理論的に説明されています。
彼が会計の父と呼ばれる理由です。

それなのに現代の会計ではその必要な帳簿が省略されています。

会計ソフトに取引記録を入力することで
自動的に決算書(試算表)を出力します。
プロセスを省略して結果を見ることができるから。

会社の会議などでは結果をもとに議論することが当然になりました。
出てきた結果を分析する財務分析をもとに
節税や今後の予算について話すわけです。

まるで数字が数字だけで存在しているかのようです。

その場で話されている数字。
・ 売上。昨対○○%
・ 粗利率。昨対○○%アップ
・ 経常利益額、経常利益率
・ 来店者数
・ 平均単価

などなど。

その場で議論されている
会社数字はお客さまにとっては興味のないことです。
あなたの会社の結果には関心なんてありません。

なのに・・・ねぇ。

利益がいくあるのか。節税はどうする。
あるいはなんで赤字なんだろう。なんで売れないんだろう。
そういったことばかりが議論されます。この繰り返し。

どのお客さまがどの商品をいくらで買ってくれたのか。

その記録は仕訳帳や総勘定元帳に記録されています。
会計ソフトでは省略されてしまうプロセスを見直しましょう。

そのうちに気がつくことは自分たちが

・ 誰に
・ 何を
・ なぜ

提供できるのか。

自分たちの土台です。

モノやサービスが売れた結果ではなく
どんな関係性を築いてお役にたてるのか。

その理由づけを見つけることができます。
そのあたりがあるのか、ないのかってとても大きい。

それなのにまず数字を気にしてしまう。
それは会計ソフトの罠にはまっているからです。

会計データを見て売上や利益の話ばかりするのは危険です。
省略されているプロセスに目を向けましょう。
それが罠から脱出する手掛かりになります。


探すことです。
いきなり計算しないで探してみましょう。

探し物って・・・
すでにあったものが一時的に見つからない状態になっていること。
そうですよね。

もともとないものは探しません。
探してもないものは発見できません。
ないと分かっていれば探したりするはずがありません。

ただ、探している時って面白いです。
いろんな行動をとりますから。思いつくままに列挙します。

1. 名前を呼ぶ
2. それまでの行動をふり返って再現する
3. 思い当たる場所を見に行く
4. 場所を動かしたり物を移動させたりする
5. まわりに聞く
6. 深呼吸して落ち着く


だいたいこんな感じでしょ。
探し物がもの(人や動物でない)である以上、
名前を呼んでも返事はありませんがとりあえずやってますね。

「お~い!メガネ~」とか

ふり返って再現するってことはロープレにも使えます。

営業先で「なんかないですか~」ってあれ。
モノ売りの典型ですよね。

その時のシーンを振り返って
相手にとっていいコトや素敵な体験を提供するように
会話も練習しましょう~

詳しくは別の機会に書きますね。

そのうちに探し物って見つかるとうれしいでしょ。
利益も同じ。利益は探し物です
日ごろの経営でビジネスで獲得を目指す利益は探し物。

総勘定元帳などを手掛かりに利益は見つけることができる。

見つかるとうれしいでしょ。

日ごろの会計では利益を収入から経費を引いて計算します。
そうして把握しようとしますがそれだけではありません。

というか、探そうとすることを忘れている気がします。

これかも?って「発見」したことを「計算」してみればいんです。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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