研修帰りの新幹線でブログを更新しています。
ヒカリの車内はかなり空いています。
いよいよ大河ドラマ『真田丸』の撮影が始まった。
・・・と、ツイッターのニュースで見ました。
主人公・真田信繁を堺雅人さん。
側室・きりを長澤まさみさん。
信繁の兄・真田信之を大泉洋さん。
そしてMr.真田幸村と言ってもいい
草刈正雄さんが信繁の父・真田昌幸を演じます。
この配役はかなりうれしいねぇ。
ファンにとってはかなりうれしいですよね~
ちょっと分かりにくいので
あらかじめ解説してますね。
今回の大河ドラマ『真田丸』での
真田信繁といわゆる真田幸村は同一人物です。
幸村が通称で
信繁が本名。そんな感じね。
思い出すのは『真田太平記』です。
池波正太郎さん原作の物語。
そこで幸村を演じたのが草刈正雄さん。
大河ドラマ史上最もカッコいい幸村です。
間違いない。
ただこの『真田太平記』は
大河ドラマではありません!?
大河ドラマには3年間だけ
現代劇を放送していた期間があって
時代劇は水曜日の夜に放送されいました。
それが水曜時代劇の枠です。
1985年。今から30年前の作品。
ボクが13歳。
あぁ懐かしい~
大河ドラマと違って製作費が
限られているから主要なシーンはCG。
迫力ある合戦シーン
・・・なんてほとんどなくCGが多い。
そんな作品がパワーアップして
三谷幸喜さんの脚本で返ってくる感じ。
・・・というところで
「あの~真田丸って船ですか?」って聞かれました。
来年の大河ドラマは『真田丸』
ボクは一瞬、言葉を失いました。
「・・・船って」何それ!?
あなたもそうですか。
もしかしてボクのブログを読んでくれているあなたも
真田丸って船かなって思っていましたか。
真田丸は船じゃないんです!
どこかの港から出港したりしません~
咸臨丸や日本丸のような○○丸ではないんです。
漁船でも客船でもありません。
確かに写真のバックにある旗は
大魚旗にも見えますが。。。
この旗は合戦の時に陣中の目印です。
あらためて真田丸ですが
場所の名前であり城郭の名前です。
大阪城の南側に真田幸村が築いた曲輪(くるわ)です。
お城の本丸、二の丸、西ノ丸っていうあれです。
物語の舞台が大阪城の真田丸なんです。
『真田太平記』でも
頻繁にあったのが評定のシーン。
評定というのは会議のこと。
小田原評定や小山評定といえば
戦場での有名な会議です。
戦国時代と言ってもすぐに争うのではなく
何か事あるごとに打ち合わせをします。
議論が白熱します。
信繁が誰がどんな会話をしたのか。
その時の駆け引きはどうだったのか。
どんどん意見を出して議論します。
そして意見が出尽くした時点でとる行動は
多数決
・・・ではなくてお殿さまの英断です!
それで決まり。
お江も出てくるのか~
三谷幸喜さんの脚本となればもう興味津々ですね。
『真田丸』は船の名前ではなく
大阪城に実在した曲輪(出丸・くるわ)を
タイトル名とした大河物語です。
来年が待ち遠しい。