おんな城主直虎の立場を表すとこんなイメージ
(本文とは関係ありません。画像はウェブサイトから)
主人公・直虎。
遠江国・井伊谷を治める国衆のひとり。
おんな城主として奮闘中です。
30話まで進んできましたね~
取り潰しの危機を乗り越えて
主家である今川家から
領土安堵を許されていました。
それもつかの間。
またまた取り潰しの危機に遭遇します。
まずはそれまでの経緯を整理しますね。
・ 検地で隠し里って税務調査に対して脱税ってこと!?
・ パレード中に嵐にあって社長の車が狙われた
・ 社長はつらいよ!おんな城主直虎
・・・と、
ここまで読んでいただいたところで
いくつかのキーワードを整理しておきますね。
大名・・・・グループ親会社
今川家・・・㈱今川
駿河国・・・㈱今川の本店所在地
太守様(国主)・・・親会社の社長
国境・・・営業エリア
井伊家・・・㈱井伊
井伊谷・・・㈱井伊の本店所在地
国衆・・・・子会社の社長
目付・・・・親会社からの外部役員
具体的には
㈱井伊とは井伊谷という場所で
コンビニを経営している。
そんな感じ。
もともとは独立心旺盛な個人商店だったんです。
東海地方では今川グループがその勢力を拡大したことで
仕方なく傘下に吸収されたんです。
つまり㈱今川の経営する
フランチャイズの加盟店になったんです。
この時代の大名と国衆の関係は
親会社と子会社であり
フランチャイズ本部と加盟店の関係とほぼ同じ。
つまり加盟店である㈱井伊は
本部のブランドとノウハウを借りて経営する一方で
自社の存続が一番なんです。
グループ会社の親会社は
自社のブランドとノウハウを提供することで
加盟店舗数を拡大してきました。
当時。
今川グループは
傘下にあった加盟店の㈱松平が独立し
織田グループに看板をかけ替えました。
ほら昨日まで
セブンイレブンだったお店が
今日からローソンの加盟店になる感じ。
現代との違いは・・・
同じエリアに複数のグループが
混在しないことです。
エリア(地域)ごとに
どこかのフランチャイズに所属します。
その理由は
当時は国境ごとに
流通が遮断されて孤立するからです。
さてさてそんな状況のなかで
井伊家の取り潰し問題というのは・・・
グループ本部が井伊谷を
フランチャイズ経営はなく
直営店に切り替えるってことです。
方針転換!
本部機能の強化を狙う一方で
経営基盤を取り上げられる側は
たまったものではありません。
㈱井伊も
お店の看板をかけ替える
チャンスをうかがっているんです。
それが㈱徳川との接触です。
虎松のお母さんを人質に差し出しました。
そんなやり取りが
行われているここ数週の展開。
この先はどうなんでしょうか~