ぐっと冷え込んできましたね。11月も後半。
いよいよ9月決算法人の申告も終盤です。
東京へ移動する新幹線でブログを更新しています。
黒字と赤字について。
頭の中で散らかりそうな情報を
整理しながらブログにまとめていきますね。
売上規模の大小にかかわらず
社歴の長さにもかかわらず
業種や業界も関係なく
もしかして。。。
これが赤字企業の原因かもしれない・・・
そんなことを遭遇しました。
/
うわぁぁぁああああ
\
心の中で叫んだほど。
ちょっとオーバーだけど。
それぐらいの衝撃。
収益ー費用=プラスで黒字
収益ー費用=マイナスで赤字
とっても単純ですよね。
今回は費用に注目しますよ。
黒字ではなく赤字になる
その原因は費用にあると思います。
詳しく説明しますね。
まず費用には2種類あります。
1.将来の売上に貢献するのが経費
2.まったく売上に貢献しないのが損失
経費を精算するとか。
製造経費や営業経費なんて呼びますよね。
交通費、材料仕入や通信費などです。
反対に損失といえば
火災の被害で損失を計上するとか
固定資産売却損や役員退職金など。
勘定科目と呼ばれるコトバの意味はあまり気にせず
経費と損失の2種類があるってことです。
将来を含めて売上に貢献するか。
売上に貢献しないのか。
その差によって区分が違ってきます。
これが会計のルール。
つまり・・・
○○費だから
自動的に経費でなないってことです!
それなのに
売上に対して○○費の割合がどうか。
同時期に対して○○費の発生金額がどうか。
会計の現場ではいつも同じ視点でテーマになります。
この経費はもう少し減らせないのか。
この経費はもっと使っていこう。
自動的に分析と比較が続きます。
これ危険!
もっと大切なことがあるんです。
そもそも○○費という
その経費は売上に貢献しているのか。
貢献していなければ経費ではなく損失なんです。
その経費の実態が損失だとすれば
どれだけたくさん使っても
今後の売上は伸びないんです。
日々の取引を会計ソフトに入力すると
自動的に正しいルールで表記されますが
正しいだけでは経営の役には立ちません。
会計ソフトの罠です。
完全に会計ソフトの罠にはまっています。
例えば総務や経理担当者の給料はどうでしょうか。
会計的には経費ですが売上には貢献しません。
スタッフみんなが働くための下支えをしてくれています。
つまり経費です。
経費は直接でも間接でもOKです。
では見せかけの経費はどこにあるのでしょうか。
ボクの持論は「利益は探し物」です。
まずは計算ではなく
探そうとすることが大切です。
経費は必ず収益化します。
経費のように見えて損失化している
支払を探してみましょう。
・ 昔からのお付き合いで支払っている会費
・ 強制参加させている研修費
・ 過度な○○費(交際費など)
などなど
探せば見つかります。
そこをチェックするだけで経営は改善されますね。