大河ドラマ真田丸
第3話は策略。
真田昌幸・信幸親子。
昌幸の叔父・矢沢頼綱。
昌幸の弟・・真田信尹(のぶただ)。
いかにも家族経営という感じ。
そんな身内が集まって開かれている評定(ひょうじょう)。
評定というのは会議ってこと。
「のるかそるか、
わしは信長という男に賭けてみたい」と昌幸。
「思えばお主の父親も家督を継いで
間もない時に信玄公にかけた!」と頼綱。
緊張するシリアスなシーンから始まります。
そしてそのあとは・・・
ラブコメディーでしたね。
信幸の奥さんも登場したり
松の旦那さんもなんとか放浪から帰ってきたし
主人公・信繁も恋をしています。
そんな信繁に思いを寄せるのがきり。
そして信繁が愛おしい相手は梅。
この関係性が面白い。
見た目は勝ち気で
コトバが乱暴だけど
性格はとっても乙女なきり。
反対に
見た目はかわいいけれど
いざとなるとたくましい梅。
恋心があるのはきり。
でもうまくいかない。
観ていて応援したくなります。
いつも思うんです。
人の悩みってはたから見ていて面白い。って。
悩みごとが
コメディーのもとになってる。
だからラブコメディー。
ラブストーリーじゃなくてラブコメディーね。
これ想いの方向性の違いです。
お互いの恋しい気持ちが
通じて落ちていくのが恋ストーリー。
片思いで相手以外の
まわりには漏れているのが恋コメディー。
コメディーなシーンと
シリアスなシーンが連なると
リアルな価値が伝わってきます。
ただ面白だけじゃなくて
とっても現実的な感じ。
真田家の命運が
かかっている大事な局面。
信濃の国(長野県)の北東部。
地理的に考えても
北隣の上杉家に加担するか。
東隣りの北条家に属するか。
どちらかの旗色を
明確にすることが先決です。
誰かの助けがないと
真田家だけでは存続できません。
迷いに迷って・・・
くじ引きで決めようとします。
くじ引きです(笑)
そこから一転して
攻めてくる織田方へつくと覚悟を決めます。
策をめぐらせます。
コメディーから
シリアスに転換した瞬間です。
日々、選択が迫られる経営シーンでも同じ。
きっと、恋愛も全く同じだと思う。
悩んでいても解決しないんです。
それは悩みではなく課題だから。
こうありたいう姿と
現実のギャップが
課題なんです。
まずは情報収集から。
相手はどんなことに興味があるのか。
自分で役に立てるのか。
好かれるのか。
課題を認識できると
いくつかの解決方法が見つかります。
一度で成功するのか。
何度かチャンスがあるのか。
その時の状況に合わせて行動します。
織田信長と対面するために
生きるか死ぬかのギリギリの選択をする信繁の父・昌幸。
そのシリアスなシーンに
観ている方が緊張すら覚えます。
日ごろの仕事をしていても
ボク達は死ぬことはありません。
悩んでいないで
課題解決のために
どんどん行動するだけですね。
思い切って行動しましょう。
行動には成功も失敗もありません。
行動すれば未来があるだけですから。