明日で11月も10日。
9月決算法人の申告業務がピークを迎えます。
業務的にも
ボリュームのある時間が続きます。
関与する法人の業績が好調な会社が多い。
税理士としてはとっても嬉しい。
ますます楽しみな毎日です。
充実すると同時に
事業承継や継続経営に
ついて考える時間が増えました。
今、こういう課題に向き合えることが
とてもうれしいです。
最近のブログでも意識するテーマです。
⇒ 会社は潰してもいい!?時々、そう思う。
⇒ 適正利益から適性利益へ。他とは違うモノサシを持とう!
⇒ 大河ドラマ税理士×父。対談しました。
継続するだけでも大変なイメージですが
さらに承継となるとさらに大変な感じですね。
2つの課題を整理しますね。
まずは会社経営の継続について。
これは継続を目指すことを
あきらめることに尽きます!?
独立して12年。
あっという間でした。
一方、まだ12年かもしれません。
人生90年の時代。
先は長いわけですから。
継続は目指さないけれど
振り返ると継続していたって感じが一番!
おまけに日々、楽しかったです。
・ 継続って達成感が薄い
・ 途中でつまずくとダメな人間だと責める
・ 飽きる
継続への課題ってそんな感じでしょうか。
継続以上の日々の楽しさを優先した方がいい。
具体的には
アウトプットすることを工夫すること。
おススメします。
新しい発見や気づきは
過去のインプットの外側にあります。
ブログ・メルマガ・講演・・・
そのほかにも関与先への訪問時に
何をどう伝えるのか。なぜそう言えるのか。
「次回はこうしてみよう~」という
気づきが楽しみの動機になります。
アウトプットは新しい発見につながります。
つながるから
・・・自動的に継続していきます。
必死に継続を目指すよりもかなり充実しますから。
そして、事業承継について。
後継者を認めない先代と
先代から認めてもらいたい後継者。
これが一番の課題・・・そんな気がします。
どんな優秀な後継者でも
先代の評価を超えることはできません。
初代と2代目。
2代目と3代目。
3代目と4代目。
:
:
:
比べると必ず先代に軍配が上がります。
そうなると会社はどんどんダメになるのか?
実はそうではありません。
これは成果や実績ではありません。
まわりの方と先代との思い出がそうさせるんです。
つまり思い出の差なんです。
創業100年という老舗企業も
あるいは自分で2代目という会社も同じです。
目に見えない感じる要素で
評価が決まるんです。
歴史的に見てもそうです。
先代を超える高評価な武将や大名はいません。
それでも承継されています。
いい結果は出ています。
そのためには
先代とまわりの方との
思い出を聞き継ぐこと。
関係性の再構築につながります。
これが後継者のスタートラインだと思います。
そうすることでまわりの方が
後継者を応援する理由になります。
そのシーンには身近な大切な人が登場しています。
「・・・そうそう。そうだった。」
そうなることで
後継者が応援してもらいやすくなります。
そうなれば
俺だってと頑張ることはありません。
まわりへの感謝があるだけです。
ボク自身も強く実感しています。
ありがとうございます。
継続できれば
次の承継が見えてくる(・・・かもしれませんね)
継続経営と事業承継について
頭の中を整理したことはそのあたりです。