先週末は全国で壮大な花火が
どんどん打ち上がりましたね。
神戸でも花火がきれいでした。
それはそれは大きくて美しくて
迫力があって飽き
惚れ惚れするほど。
今年も見れてよかったー
心から思う夏の風物詩。
この
見ていたいって思った。
・・・同時に
すぐに消えちゃうです。
一瞬の出来事でな
思わせる見事な幕引きです。
あれは幻
空と風と雲の影響を受けて
さっきまでそこで
どこかにいってしまいました。
楽しいはすぐに楽しかったに
変わってしまうんですね。
そんな素敵な思い
ふっと「うちでのこづち」を思い出します。
物語なんかに出てくる小槌。
振ると願いごとを叶えてくれたりする
木製のハンマー。
一寸法師が退治した鬼が
落としていったあれです。
大判小判。食べ物。願いごと。
なんでも叶えてくれる魔法の小槌。
兵庫県の打出小槌町に
伝わる物語では小槌を振って出した
山のような小判が
鐘の音を聞くとあっと間に
すべて消えてしまったそうです。
それなのにその場にいたみんなは
いいものを見せてもらった
夢のようでした
って、感謝したそうです。
そうだとしたら、夢って花火みたい。
キラキラしたものを見つけて、
一瞬でも手にして、消えるまでが
夢なのかもしれませんね~