名のある戦国武将は誰もが治水名人!?

2019.10.13

台風一過。おだやか大川。

13日。大型で強い台風19号が
伊豆半島に上陸して関東地方を北上。
記録的な大雨となって
36以上の河川が氾濫したみたい。

被害地域での一日でも早い
普及をただただ祈るばかりです。

日本列島を背骨のように山脈が走り
海に向かていくつもの河川が延びる国土。
昔から水害に悩まされました。

いかにして川を治めるのか。

長雨・大雨のたびに荒れ狂う川を
治めることは国を治めることであり
水田の開発につながり収穫高が増します。

余ったお米を売って兵を養い
ようやく周辺(国といっても国内の話)へ
進出もできるんです。
例えば甲斐国から信濃国へとか。

戦国時代に活躍したお殿さまは
誰もが治水の名人なのはそのためです。

写真の川は大川。

京都から大阪へ向かってまっすぐ延びると
大阪城辺りで転進。ほぼ直角に曲がり、
西へと流れを変えて大阪湾に注ぎます。

豊臣秀吉がこの辺りを治めた
当時も水害が発生しそうになったようです。

ある夜。

豪雨が降り続き
淀川の堤(堤防)が決壊しそうなほど。
この淀川は今の大川の上流です。

お城の周辺は海に近く淀川だけでなく
大和川、木津川など幾筋もの川が流れる
湿地帯でした。

堤が切れると城下町はもちろん
田んぼも畑も水浸しです。

どうする天下人・秀吉!?
そんな危機を救ったのが石田三成です。

領民が総出で土俵を積んで堤を作ります。
それでも間に合わない。
周辺住民の誰もがあきらめかけたその時。
三成が指示します。

大阪城の米倉を開けて
米俵を積み上げて堤を補強せよ!

決壊しそうな箇所へと米俵を運び、
急いで積み上げていきます。

米俵で淀川堤を補強したんです!

もったいとか
食べ物なのにとか
なんて躊躇している暇もないんです。

人命第一でしょ。

数千俵もあったであろう
米俵を放出したことで大阪の町を
洪水から守ったそうです。

さらにお天気が回復したのち
「本物の土俵を作って堤を補強したものには
その米俵を褒美として土俵を交換する!」

そんなお触れを出します。
お触れってお殿さまからの通知です。

土が米に代わるぞ!

そう聞いた民衆は大喜び。
あっという間に堤に修理が完成です。

・・・そんな逸話が残っています。

石田三成だけでなく
武田信玄も明智光秀も加藤清正も。
徳川家康だってそうです。

名を馳せた戦国武将は
誰もが治水名人なのは納得ですね。

先人たちの想いを受け継いで
川の対策を継続することは
まだまだ続きますね。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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