プロ野球が開幕しました。
ボクが子供のころと違って
地上波でのテレビ中継が少なくなったことがちょっと残念。
日曜日。久しぶりにテレビで野球の試合を見ていると
ちょっと興奮しました。
やっぱり野球世代なんでしょうね。
解説者の方が話題にしてのが村田選手。
ジャイアンツの5番バッターです。
この村田選手が3試合でノーヒット。
打率が「.000」と表示されていました。
10打数0安打です。
「原監督はどこまで我慢して使い続けるんでしょうね~」って。
「.000」の選手がどうして
先発出場で起用されるのでしょうか。
それは村田選手がレジュラー選手だからです。
では野手がレギュラーである証はなんでしょう。
きっと規定打席に達していることです。
規定打席=試合数×3.1(年間446)
ジャイアンツに移籍した3年前から
毎年500打席以上の実績。
さらに一昨年は3割を超える数字も残しています。
この規定打席とは・・・
打席数の少ない選手の方が奇跡的に(まぐれで、安易に)
高打率を残すことがあるために一定の打席数で線引きされる基準。
数試合だけちょっと
ヒットを打っただけではノーカウントってこと。
もちろん、この逆もあります。
規定打席に達しないとランキングの対象外なんです。
わずか3試合ぐらい
ノーヒットでも即レギュラー交代とはならないのは
実績があるからだったんですね。
・ 1年間
・ 144試合
・ 446規定打席
これは会社経営にも当てはまります。
特に販促活動の実践回数に
置き換えて考えることができると思ったんです。
・ 1年間 ⇒ 1年間
・ 144試合 ⇒ 営業日数
・ 446規定打席 ⇒ お客さまとの接触回数
会計期間が1年ということはプロ野球も会社経営も同じです。
その間にどれだけ営業するのか。
どれだけお客さまと接するのでしょうか。
お店を開けて待っているだけ。
商品を並べているだけ。
電話がなるのを待つだけ。
これでは打席に立っていることになりませんね。
たまに営業に回ったぐらいでは
打席数が足りません。
ブログやSNSも効果がないと言って
すぐにやめる方も多いようですが
半年ぐらいではやったうちにはいらない。
まだまだ数が足りないんです。
規定打席に足りません!
好打者と呼ばれる3割バッターは
10回打席に立って3回ヒット打つ「3/10」ではありません。
「134/446」以上です。
446回以上、打席に立たないとランキングされないんです。
→ がんばっている
→ よくやっている
→ 時間がかかっている
自分でそう感じていても
実際に規定打席以下であればもっと打席に立つ必要があります。
最初のうちはノーヒットでもいいんです。
経験数が必要ですから。
ボクが考える規定回数は「営業日数×1.1」です。
月~金まで週5日の営業日数。
×4週=20日
×12ヶ月=240日
240×1.1=264回の情報発信とをしましょう。
振り分けますね。たとえば
1.ブログとFBを毎日かいて240回
2.ニュースレターを季節ごとに書いて4回
3.お得意さまにDMを毎月1回書いて12回
4.展示会やセミナーなどリアルに会う機会を8回ほど設ける
合計で264回。ぴったりです。
ちょうど規定打席になります。
この繰り返しです。
1年ではなく長く続けることがレジュラーですから。
情報発信でお客さまと接点を持ちましょう。
プロは練習するのもです。
打席に立つまでにはもっと練習してます。
そのうちに
数が質に変ってくること実感するはずです。
0から始めなくてもいいんです。
いいなぁと思った記事などはまわりを真似ながら
どんどん行動しましょう。
販促に規定打席を設定してみる。
毎年同じように過ぎていくだけでは
打席に立たずに試合だけが消化されることに等しいんですから。