貯金してるからいつまでも不安なんだ!?

2022.03.30


預貯金について改めて考えてみた

事務所のある大阪市北区天満橋。
大川のあたりはサクラが満開を迎えました。
日差しもあって気持ちのいい午後に
ブログを書いています。

サクラを眺めているとキレイなだけでなく、
「ああ、なんか懐かし」そう想える景色が
浮かぶことがあります。

サクラのほのかな香りと記憶が結びついて
なにかを想い出す感じです。
ホントにいい季節です。

さてさて雑誌の特集で読んだある記事を
目にしました。

老後の不安を解消したいなら
お金を貯めるな!
貯金をしているから将来の不安はいつまで
たっても解消されない。

キャッチーですよね。
続けてこうありました。

お金はいくらあっても足りない
気さえしてきます。
残念ながら毎月コツコツと貯金を
続けていたとしたも、将来の不安が
解消されることはありません。

貯金は「資金」であって
「資産」ではないからです。

資金はいくらあっても収入を
生むことはありません。

分かったようで半分は分からない。
だってそうですよね。

貯金(預金)は会計では
資産勘定の会計科目。
それなのに資産でなく、
資金ってどういうことって?

ますます興味がわいてきます。

低金利の世の中では
資金はいくらあっても収入を生まない。
増えないってことですよね。
定期的に収入を生み出してくれるものが
資産とあります。

そういえば会計でも
預金の口座振替を資金移動と言います。
預金は資金というわけです。

老後の備えてどんなにたくさん貯金しても
生活費に毎月取り崩せばやがて
資金は底をついてしまします。

実際、通帳にお金があっても使えないのは
次に入ってくる見込みがないから使えなくなるばかり。

これが不安の源ですね。
お金でお金の不安を作っているわけです。
やれやれ。。。

どうやら不安なく過ごすには
資金量(貯金額)は関係なさそうです。

豊かに過ごすには貯めることではなく、
いくつかの収入源を作ることではないでしょうか。

これ会社経営も同じですよね。

利益が出て納税すると、
その残りが預金に貯まります。

予想以上に利益が出て儲かっても
「来期がどうなるのかわからないから心配なんです。」

そういう声ってあります。
これも収入源が限られているから
今の段階ではそこから見込めないわけです。

けっこう預金があっても
使えずにいるのはそのためですよね。
使って減るのが怖いって。。。

預金は資金ですから使いましょう。
入ってくるように意図して、手放しましょう。
試しに使ってみるしかありませんから。

大丈夫です!
「必要なタイミングで必要なお金が入ってくる」

いいでしょ。
これ、ボクのアファメーションです。
よかったら使ってくださいね。おすすめです~~

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。

山本会計事務所
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