久坂玄瑞と芸妓の辰路の関係性は豊臣秀吉と茶人の千利休の関係性と同じ!?大河ドラマ花燃ゆ

2015.06.14

写真 2015-06-13 11 57 28玉林院簑庵(さあん)茶室のスケルトン模型
こうした場所で密談が行われた!?

大河ドラマ『花燃ゆ』
第23話 夫の告白。第24話 母になるために。

京から戻った文(ふみ)の夫・久坂玄瑞は浮気を告白。
相手の名前は京都島原の芸妓・辰路(たつじ)。
文は悩みます。

七卿落ちで有名な八月十八日に政変を
昼ドラのような展開で描きます。
これはこれでかなり斬新。

ボク思うんです。
「久坂玄瑞の浮気はそんなに問題ではない!」って。

その理由は

久坂玄瑞と辰路は
豊臣秀吉と千利休の関係性と同じだから。

乱世を平定した秀吉のそばには
茶人の利休がいました。辰路も同じです。

いかがでしょうか。

いわゆる愛人関係だけじゃない。
これは現代人の感覚です。

戦国時代の名将も幕末の志士も境遇が似ています。

緊張した現実から
心を解放する役割が必要だったこと。

それが辰路であり利休だったんです。

詳しくまとめますね。

戦国・・・茶道⇒茶室⇒茶人
幕末・・・芸事⇒茶屋⇒芸妓(舞妓)

300年ほどの時代が違っても本質は同じです。

実力があるだけでは
まわりに影響力は発揮できません。
そのためには誰もが数寄者を目指したんです。


「それぞれの専門分野 + ×××」 = 数寄者

数寄者となることで
権力(武力・暴力・財力)だけでない文武両道な影響力を
持った人とみなされます。

そのための×××が「センス」だったんです。

×××が「情報不足」と「心の不健康」という
「不」を解消しています。

戦国時代のセンスが茶道であり
幕末のセンスが踊りや三味線だったんです。
センスは芸事や芸術で身に付きます。

コミュニティーを形成して共感を呼びます。

時代をさかのぼれば・・・

平安時代では今様
鎌倉時代では和歌
室町時代では連歌
桃山時代では茶道

いつの時代も時の権力者とセンスは一体です。

特に茶室と茶屋も
密室で密談するには好都合です。

その相手を務めるのが茶人であり芸妓(舞妓)でした。
当然、仲良くなります。
パートナーという大切な関係性です。

長州という田舎から
都や江戸で活動するには藩邸以外の定宿があり
それが旅籠、料亭や茶屋でした。

高杉晋作と小里
木戸孝允と幾松
伊藤博文と梅子
品川弥次郎と君尾
大久後利通とお勇
坂本龍馬とお龍

自然と幕末の志士たちは
芸妓(舞妓)と仲良くなります。

組織的な活動ではなく
個人的なスキルで活動した志士たちの影響力は
彼女たちのセンスによるところが大きかったんです。

無位無官の彼らが
御所に参内することや
お城に登城することは不可能です。

そんな彼らでも高貴な公家や大名と
非公式なら対面することができるかもしれない。
そんな場が茶屋だったんです。

当然、密室での密談になります。

現代も個の時代。

影響力を高めるためにも
センスを磨くことは必須です。

自分の論理だけではまわりの役に立ちません。
見向きもしてくれない。

センスを構成する要素は4つ。

・ 直感的な行動
・ 自分の実体験
・ 知識がある
・ 適切な状況判断ができる

センスがあることで
幕末の志士たちはピンチを逃れたり
チャンスを活かすことに成功しています。

それは芸妓(舞妓)のセンスがあったからです。

今では芸事だけでなく
ファッションも音楽はもちろん
日々の経営でも意識することでセンスは磨かれます。

まずは直感で行動してみましょう。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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