お盆もあけました。
そろそろ2017年の大河ドラマの発表が待ち遠しい。
そんな感じですが・・・
大河ドラマ『花燃ゆ』では
長塚京三さん演じる杉百合之助が
もう長くないと聞いて実家へ帰る三和。
そんなシーンがありました。
見ましたか。
ボクは長塚京三さんに見とれていました。
カッコイイお父さん。
幕末のような変革期にあっても
あんなふうにありたいと自分でも思います。
当然ではありますが
自然とまわりの息子や娘がみんな子どもに見えます。
家族の大黒柱としての存在感が半端ない。
2008年。大河ドラマ『篤姫』では
主人公、篤姫のお父さん・島津忠剛役でした。(写真の左側)
今年の大河ドラマ『花燃ゆ』でも
主人公、文(三和)のお父さん・杉百合之助役です。(写真右側)
すっかり幕末の理想の父上。
ボクの中では父親といえば長塚さん。
どちらの役柄でも共通点は
大きく見せようとして
威張ったり、命令的だったり
威圧的だったりするところがまるでない。
ってこと。
圧倒的に大きい
(体格ではなく)存在感がある。
どうしてそんなふうに感じるんでしょうか。
たんに演技がうまいだけじゃない。
キーワードは「2つの見」。家族に対しては
1.見守る
2.見送る
これボクの個人的な考えですよ~
その人が去るまで付き添ったり
後からじっと眺めている。
そして
相手をに気をかけて
無事であるように注意してくれている。
何があっても聞いてあげられる準備ができている。
いつも大きな愛情で包み込んでいる感じがします。
自然と家族みんなが敬って接するわけです。
その姿は「親」そのもの。
2つのドラマでも同じように
子どもたちを
見送るシーンと見守るシーンが多い。
殿さまだから
親だから
武士だから
社長だから
お客さまだから
お金持ちだから
偉いわけじゃないし
偉ぶって大きく見せる必要もありません。
そんなことをしても逆効果なだけ。
最近話題のニュース。
家具屋さんやお菓子メーカーの争いを見ていると
そうはならなかったようですね。
いつも相手を想うことで
こちらから先に見守ったり見送ったりする。
そのあたりが伝わって、受け入れられことで
相手の心の中に占める割合が
どんどん大きくなっていく。
その結果、
その人にとって替えの効かない存在になる。
だから大きく見える。大きく感じる。
誰にでもできるようで難しい。
小学生と幼稚園に通う子どもを持つ親としては
かなり見習いたい。。。
子どもたちと一緒に
大河だラマを見ながら感じたことは
そんなところです。