親父の背中越しの景色。信繁の視線と視点。真田丸。

2016.02.01

キャプチャ信繁の前にはいつも父・昌幸がいる(画像は産経ニュースより)

大河ドラマ真田丸
第4話「挑戦」真田徳川初対決を描きます。

はい!今週も楽しかったです。

織田信長との謁見のために諏訪入りした
真田親子の前に徳川家康が現れます。

表裏比興(ひきょう)の者と
言われながらも主君を乗り換える父・昌幸。

話すコトバ。
声のトーン。
顔の表情と身振り手振り。

いったいなにを企んでいるのか
まるで読めません。

一方で狸おやじとして有名な
家康も果敢に昌幸と張り合っていきます。
昌幸の書いた手紙を詰問します。

このシーンはぜひ観てほしいですね。

まさに狐と狸のばかしあいです。

そのシーンにちゃんと主人公・信繁もいるんです。

今年の大河ドラマは
徹底的に真田目線です!

当時、主人公・真田信繁は15歳。

1ヶ月ほど前に仕えていた・武田家が滅びます。

言い換えると、
親会社が倒産したってこと。

今、ライバル会社の社長面接に
父親と同行して来ている感じです。

訳が分かんない。緊張する。
もしかすると殺されるかもしれない。
その反面、なぜだかワクワクする。

生き残りってそんな感覚です。

きっと。

今回の真田丸の描き方で共感するのは

後継者の視線って
いつも父親の背中越しなんだと思うことです。

自らは相手とじかに話す機会さえ持つことができず
そうかといってまったく権限がないわけでもない。

信長との対面するその場でも
やっぱり父・昌幸の背中越しでした。

大きな背中を尊敬しながらも
その先を自分の目で見たくなる。

もっと言えば、

天下人信長に興味があるよりも
どう関係性を築いていくのか。

自分たちがどう乗り切って行くのか。
視点はそこに集約されます。

その流れで描かれています。

だから・・・

信長が亡くなった
本能寺の変がたった
1分足らずで描かれたんです!

大河ドラマ史上最短の放送時間です。

観ていてアッと驚きました。

「えっもうおわりなの・・・」って。

戦後最大のミステリー。
そう言われる本能寺の変がわずか1分って!

そのぐらいのあっという間の出来事なんです。

真田の視点ではそんな感じなんです。

焼け落ちる本能寺には
信長さえも登場しませんでした。
実際に焼け死んだ姿を見ていないからです。

本能寺の首謀者が誰なのか。
どうしてそんな大事件が起こったのか。

そんなことよりも

今後、対応するのか。
誰を頼りに行動するのか。

じっくりと考える時間はありません。

選択するしかありません。

父・昌幸と信繁は
どんな基準で選択するんでしょうか。

ボクたちの日常でもよく言う顧客視点。

相手の興味がどこにあるのか。
相手が何を知りたいのか。
相手がどんなことに困っているのか。

徹底的に相手目線を意識すること。

真田視点での大河ドラマは
顧客視点の参考書になりますね。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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