ニュースによると
格差の是正をテーマに所得税の改革案が
飛び交っています。
ポイント2つ
1.基礎控除
2.給与所得控除
基礎控除って
年収の大小にかかわらず
一律適用されてきました。
それが段階的に
10万円から15万円ほど
引き上げられるようです。
その一方で高額所得者は
段階的に引き下げられるみたい。
給与から一定の金額を
差し引いて税金の負担を
減らす控除が給与所得控除。
これも縮小するようですね。
消費税もそうですが
今回の所得税の改正もフクザツ。。。
AIに助けてもらいます~
もう手計算では
対応できるレベルじゃないからね。
そうそう。
大河ドラマを観ていると
年貢(米)を治めるシーンがあります。
年貢についてお話ししますね。
戦国時代から江戸時代まで
お殿さまと呼ばれる領主がいました。
井伊家は遠江の国・井伊谷の領主でしたね。
領主は領民から年貢を
納めさせることが仕事。
その年貢(米)は現代の税とは
ちょっと意味合いが違います!
整理しますね。
民(住民)にサービスをするために徴収するのが税。
領主(殿さま)の自己消費のために徴収するのが年貢。
だから地代なんです。
年貢=地代
もともと手厚い
住民サービスは想定されていないんです。
地代として徴収する割合が
四公六民、五公五民といって変化していたんです。
支払う側は暮らしぶりと直結しています。
負担割合と言ってもいいですね。
当時のお殿さまは
大地主だったわけです。
収穫するお米を
実際に耕している民から
地代として徴収していたんです。
そもそも農業社会だったから。
反対に商業にはとっても優しい社会でした。
あまり関心がなかったんです。
その期間がずーーーーと長かったんです。
貨幣経済になって
時代がすすむにつれて重税感のある農業から
商業が力を持つようになることは当然のことですね。
だとしたら・・・商業の次が来る!?
法人税や所得税では
成り立たない財政を抱える現代。
消費税を上げても財政は解決しない。
さてさて、どうなるのかな~
まだまだ課税されていない。
手つかずの分野はどこだろう。
エネルギー資源のない
日本の税制はどうなっていくんだろうねぇ~~