表裏をなんて読むのか。裏表とはどう違うのか。真田丸。

2016.04.30

キャプチャ母衣衆の母衣って背中の赤い布の部分
(画像はWikipediaより)

ゴールデンウィーの始まった4月29日。
大河ドラマ真田丸。

第16回は「表裏」をやっと見ました。

信繁は秀吉の馬廻衆に配属されます。

これなにかというと・・・親衛隊ってことね。

赤母衣衆と呼ばれるチームと
黄母衣衆と呼ばれるチームに分かれます。

母衣っていうのは
戦場で流れ矢とか石から身を守る補助具足のこと。
風船のように膨らませて背負っている布です。

常にお殿さまのそばにいて護衛する仕事。
信頼されている武将の子息が就いていきます。

ある意味、出世コースです。

お殿さまに近い存在。
信繁にとっては関白・秀吉です。

信州上田に育ち
越後の上杉に供をして上洛した信繁にとって
はじめて見る、大都会大坂。

初めて接する天下人・秀吉とその周辺。

その目線はつねに見上げてばかり。

フラット見ることなんて無理です。

あたふたして、まわりに振り回されてばかり。
びっくりしたり、新発見だったり。
自分はどうなるのかと心配したり。

権力の頂点に君臨する秀吉。
天下惣無事令(てんかそうぶじれい)を発動。
諸大名に勝手な戦を禁じます。

その反面、側室・茶々に心を奪われている。

信繁は不思議に感じます。。。

秀吉の主だった織田信長。
茶々はその妹・お市の方の娘。
つまり信長の姪です。

明るく天真爛漫なふるまいをする茶々。
天下人の寵愛を受けます。

その反面、秀吉の供廻りに使える
若い武将にも興味があるようです。

そして茶々が興味を示す武将は次々に謎の死が・・・

これにも信繁は不思議に感じます。。。

なんとなく恐ろしい展開。

人間の二面性・表と裏を感じます。

表裏ってなんと読むのでしょうか。
二通りの読み方をしますよね。

「おもてうら」
1.表と裏
2.表面に現れた言葉や態度とそれにまったく相反する内心。

さらに

「ひょうり」
1.表と裏
2.意味の実質は裏にある

あるいは裏表という表現もあります。

「うらおもて」
1.裏と表
2.表と裏が反対の状態であること。
3.言動などが表向きと内向きとで一致していないこと。

裏表のある人という表現は現代でも使いますよね。
相手によって態度を変える人。

この物語では
そうは言っていません。

両面があることは良い悪いではなく
表と裏があるというのが物事や人の本質なんだ。

権力者でさえ
表と裏の両面がある。

権力者であるからこそ
表と裏の両面に大きなギャップがある。

その周辺に仕える人たちなら
なおさらそこに葛藤を抱えながら
折り合いをつけている。

加藤清正も石田三成も
大谷吉継も秀吉の家族みんなもそうです。

そんなことを代弁している
秀吉の弟・秀長に注目!

かような立派な着物を着ておるが、
もとをただせば中村の百姓。

あっという間であった。

だから心がついてきていないのだ。
虎之助もしかり、わしもしかり、そして・・・兄上も。
誰もが身の丈から外れた地位と暮らしの中で溺れかけてる。

それが今の大坂城だ。

 

この台詞に
表裏の真意が込められていますね。

表と裏の二面性の中で
苦しんでいるのが取り巻きといわれる人たちです。

飲み込むしかないから。

いつの時代も自分に軸をもって
自分らしく生きている人は表裏に悩みません。

表と裏がある。そんなものだ!

だって・・・

つねに相手に対して表で接するのだから。

そこを面白がるだけ。

表裏とはその読み方にかかわらず
裏があることを踏まえたうえで
すべてが表なほどに誠意を尽くすこと。

矛盾こそが魅力。
そこに寛容さがあり人の魅力なんだと。

矛盾のない生き方なんてないんですから。

そう感じます。
そんな大河ドラマ真田丸16回でした~

それにしても
信繁の立場はかなり微妙ですね。

真田を攻めないと約束した
秀吉の態度が一変する事態が起こりましたね。

どうなるんでしょうか。楽しみ~~~

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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