貴重な資料が見つかりましたね~
今朝の朝刊各紙で掲載されていますね。
今回は江戸城。
徳川家康が築城した当時の
絵図が見つかったとのこと。
発表したのは松江歴史館。
絵図は江戸初期に作成された
「極秘諸国城図」に載っている
「江戸始図(えどはじめず)」と呼ばれるもの。
どのお城もそうですが
築城当時のものは火災で焼け落ちています。
現存してる天守閣ものも
ほとんどが再建されているんです。
だからその当時の資料も残っていなくて。
その分、余計に貴重な発見となります。
姫路城に似せた連立式天守閣
熊本城を似せた外升型
当時の名城と呼ばれた各城の
特徴を取り入れた最強の城だったと言われるゆえんです。
・・・って。
ここまでは単純に
興味をそそれれるわけです。
これって
あの時と似ている。
そんな気がします。
何かといえば・・・
ほらほら・・・
つい最近も発見されたあの資料です。
この資料も松江で発見されたものでした。
松江歴史館では昨年2016年2月のころには
すでにいくつかのお城の資料が発見されていました。
その中には
真田丸もあったし
江戸城の資料もあったんです。
ほかにも犬山城も姫路城も
松本城の絵図もあったそうです。
すでに発見されていたんです。
新聞やSNSで知ると
今、発見されたような気になります。
今なのは発表です。
その発見は以前なんです。
発見された貴重な資料や事実を
いつ発表するのか。
そのタイミングが重要ですね。
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今だーーー
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ってタイミングはいつなのか。
真田丸の新発見の発表は
昨年2016年の大河『真田丸』で
その見せ場にあたる
大坂の陣が放送される直前でした。
定説では大坂城の南側に
隣接する楕円形だとされていました。
それがお城の南側に独立した砦であり
付近の高低差を利用した
天然の要害であることが分かりました。
資料の発表を知って
大河ドラマではどう描かれるのか。
興味が膨らんだことは記憶に新しい。
そして今回の徳川家康が
築城した江戸城の絵図の発表。
どうして今なのか。
これも大河ドラマに合わせている。
きっとそうです。
ほらほら先週の放送。
2月5日(日)
第5回『おんな城主直虎』
そこには徳川家康が初登場しています!
当時、家康13歳。
駿河の国・今川家の人質でした。
46歳の阿部サダヲさんが演じて話題。
そのタイミングが
今の発表となったんです。
そういえば先日、
坂本龍馬の直筆の手紙の発見もありました。
これは大政奉還から
150年目にあたる今年に合わせた発表です。
発見と発表。
発見後、即発表するよりも
発見後、今をいつにするのか。
その発表の効果を
最大限にするためには
タイミングが重要ですね。
「今 ≠ 即」
「今 = タイミング」
そんな感じ。
焦りは禁物ですよね~
その価値が
伝わるためにも
その価値を
届けるためも
今を計っていきましょうね~