徳政令の行方から学ぶ会議力5つのポイント。おんな城主直虎

2017.04.16

キャプチャ評定が紛糾するシーン(画像は公式サイトから)

自ら城主となった直虎。
いったんはて発布する約束だった徳政令が
破られたことに腹を立てた村人たち。

対立が深まります。

おんな城主をおんな社長。それも新米社長。
村人をパートスタッフとして置き換えてみましょう。

そこには現代にも通じるものがありますね。

事態は収拾どころか激化します。

逃散です!
自分たちの職場である田畑を放棄します。

これでは収穫に影響が出るばかりでなく
国力そのものに影響が出ます。

具体的には新採用した財務担当の方久を
人質にとってストライキを起こしたんです。

「借金を棒引きしないと働かない!」って。

今後の対応のために
評定が行われます。

評定って会議って意味です。

先代や先々代の頃には
たくさんのスタッフが集まっての評定も
直虎のもとには3~4人だけ。

少ない。
さらに見方は新規採用の方久のみ...

他のスタッフは自分たちの
利害ばかりを主張してまとまらない。

どうする直虎って感じです。

まとまる会議のポイントって5つ

1.テーマを決める
2.本題の前に決定方法を決めておく
3.キーマンを味方につける
4.相手の論理を逆利用する
5.ひとり勝ちしない

歴代の大河ドラマで描かれた
多くの評定シーンからまとめるとそうなります。

良い悪いではなんです。

こうして決めるということを
あらかじめ明確することが大切なんです。

新米おんな社長の直虎も
そのあたりを見事にクリアします。

今回の事件で問題が大事になったのは
テーマが決まらなかったことです。

幼い虎松の後見役に
誰が就くのか。直虎か小野か。

親会社から派遣された
小野では会社が乗っ取られることを意味します。

ここから始まって・・・

徳政令は出すのか取り下げるのか。
領地を勝手に分配した。みんなと相談がいるのかいらないのか。
スタッフの採用を勝手にした。これも了解がいるのかどうか。

などなど。

テーマが定まらない。

場が乱れてまとまりません。。。

直虎はこの点をはっきりと
自分が社長だと言い切ります!

そこから2.3.4と進めます。そして5へ。

2.は合議ではなく自分の一任で決めること。
3.同族の重鎮・南鶏和尚を味方につける
4.親会社の発布した仮名目録にある決まりを逆利用する
5.母親の化粧料を削減して円満を図ります

そうして

会議の場をリードしていきます。

この時代の社長には
決裁権はあっても強制権はありません。
それぞれが自主性が強いんです。

評定の前提が国と国との調整だということです。

日本とアメリカ
日本国内の駿河と遠江
遠江国内の国衆と国衆
井伊谷という国衆内の殿さまと村々 ← 今回はココ!

直虎は自ら田植えをして
現場の気持ちをつかむことに成功します。

社内をまとめていきます。

足もとをかためておんな大名と対決です!

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
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