糸ちゃんが告白。観ていてせつない。。。(画像は公式サイトから)
大河ドラマ『西郷どん』第6回は謎の漂流者
前回の御前相撲で
お殿さま・斉彬さまを投げ飛ばした吉之助。
投獄されてしまいます。
切腹か・・・
まわりの誰もがそう思った。
ところがそこには先客がいました。
まったく口を利かない男。
謎の漂流者がいたんです。
テレビを観ている側の誰もが
知っているジョン万次郎。
幕末の歴史には欠かせない有名人です。
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牢屋でのやり取りから
二人はぐっと仲良くなります。
どうして万次郎は日本に戻って来たのか。
鎖国を基本とする当時の日本。
・ 海外へは出てはいけない。
・ 海外から入れてはいけない。
・ 一度、海外へ出ると戻ってはいけない。
そういう方針です。
万次郎は罰せられる可能性が高かったんです。
「おかあへのloveぜよ」
万次郎は帰国の理由をそう言ったんです。
大久保正助が辞書を引いて
「好きと思う心」と和訳します。
アメリカではloveがいちばん大事で
親も家も関係なく好きな者どうしが
相手を決めて結ばれる。
そういうことにみんながびっくり。
誰にも想像がつかない様子(笑)
ここからが面白い。
正助→糸(片想い)
糸→吉之助(片想い)
そんな状況で正助が糸の背中を押します。
糸の想いを察して
「吉之助へのloveを伝えろ!」
って。
糸が吉之助のことを想っていることに気づいたんです。
その正助のせつない表情。。。
意を決した糸が西郷家を訪れると
「実は吉之助が嫁をもらうことになったぁ(笑)」
って。吉之助さんのお父さん・吉兵衛さん。
なんて間が悪いんだろう~~
しょんぼりしてぼんやりと
橋を歩いていると吉之助がいました。
「・・・海老原どのはよか男でごわした・・・」
って吉之助。糸の嫁ぎ先をたたえます。かなり無神経(笑)
「・・・もうよかです。」
「私は海老原さまに嫁ぐとたった今、決めもした。」
って糸。
まるで想いは伝わってない。
観ているボク達もあぁ終わった。。。
糸ちゃんは告白もしないままに失恋した。。。
そう思ったんです。
ところが!
ところがです!
糸は続けてこう言ったんです。
「この国が自由にloveを伝えあえる国になるのは10年後か。
20年後か。早くそういう国にしてしてほしい。
岩山糸は、西郷吉之助さぁのことをすいちょいもした。
子どものころから、ずっと大好きでございもした~」
しっかりと告白したんです。
吉之助はそんな想いにはじめて気づきます。
糸は精一杯の笑顔で別れを告げて嫁いでいきました。
観ていてグッときました。
よく言った!糸!
ここからは予定調和を前提に
このシーンの感想を書きたいと思います。
糸と吉之助は数年後に結婚します。
互いに再婚同士ですが結ばれます。
吉之助は3度目で糸は2度目。
年齢差15歳の素敵は夫婦になったんです!
これって
このタイミングでちゃんと
糸が告白したからでしょ。
だからその想いが叶ったんです。
きっとそうです。
少しタイミングが悪くて
今じゃなっただけなんです。
失恋してその恋が終わって
仕方なく他の誰かと結婚する
これが現実・・・
そう思えるけど、実は恋は立ち直っていく!?
ムリに決まっている。
ある意味、正しい判断です。
客観的に見ればその想いが叶う可能性は低い。
かなり低い。ゼロと言ってもいい。
でも、でも、ですよ。
客観的に見る必要はどこにあるの?
可能性の割合がそんなに大切なのか?
好きならloveなら
一緒になりたいから、
やってみるだけのこと。
糸の告白。
観ていて熱くなった第6回でした。
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