島津斉彬への手紙。西郷どん

2018.04.29

キャプチャk渡辺謙さん演じる島津斉彬がカッコいい
(画像はサイトから)

拝啓
島津斉彬(なりあきら)さま

こんにちは。
ゴールデンウィークですね。
雲の上ではいかがお過ごしですか?

あなたが、幕政改革を唱え、

外様大名でありながらも
養女の篤姫を13代将軍に輿入れさせ
「集成館事業」を世の中に広めたのは
1856年のことでしたね。

農業国だった日本にはじめて
本格的な洋式産業が興りました。

まさに産業の父です。

おかげで、民の暮らしぶりが楽になること
も夢でなくなりました。
あなたが考案した、産業技術のおかげです。

この発想は『幕末最大の改革』
そう言っても過言ではありません。

あなたの志は西郷に引き継がれ
維新を経て庶民の不自由な暮らしぶりは
どんどん改善されました。

豊かな暮らしができるようになりました。
ありがとうございます。

篤姫の婚礼が行われた際に
その準備に紛争した御庭方の西郷吉之助に
江戸藩邸でこう言われましたね。

『西郷どん』での台詞を引用しますね。

集成館で創らせているのはなにも
鉄や軍艦、大砲だけではない。

切子ガラス、紡績、ガス、エレキテル、
洋式の農具、印刷に酒造りと多岐に
わたっている。

新しい技術を身に付けた職人たちが育ち
便利な農具で百姓たちはカネを稼げる
ようになる。商人たちはそれをもって
交易を広げていく。

皆が豊かになる。
民の暮らしが豊かになれば民は前を向く。
国は自然とまとまる。

そういう理念を持っていましたね。
明日の食事にも困る生活がふつうな国にあって
夢のようなお話でした。

その日から、もうずいぶん経ちました。

しかしながら・・・明治から150年を
迎えた現代はあなたの理想とは少し
ちがった方向へ向かっているようです。

そう言えば・・・

江戸時代の封建社会に合致した
封建的経済が機能不全に陥ることで
時代はあたふたしました。

そこに資本主義的経済が混じり始めて
ずいぶん混乱していましたね。

社会と経済がずれて混乱が起こり
社会と経済が一致することで庶民は
豊かさを実感するようです。

現代、SNSが一般化して
スマホが身近になって
24時間つながる社会になりました。

企業もSNSを無視できなく
なってきています。もうすぐ経済と
社会が合致します。

そうなれば資本主義経済から
つながりの経済へ移行します。

社会と経済が「つながり」で一致します。

心の豊かさを大切にしたいと思って
いる人たちが、経済以外の豊かさを測る
モノサシを見つけるかもしれません。

島津斉彬さま

殿さまが理想とした社会からは、
かけ離れているように思えてなりません。

殿さまが描いていた将来社会は
こんなぐらいじゃあないですよね。

殿さまは今、雲の上で
この社会をどう感じているのでしょうか?

世界はあなたのような器の大きな
革命家が現れるのを待っています。

いやいや。
ボクたち自身がお殿さまのような
逸脱した革命家にならないと。。。

長々と書いてしまいました。
ごめんなさい。

ゆっくりとおやすみください。

世の中に溢れんばかりの夢と希望を・・・
敬具

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
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