頭が痛い!いつまでたっても数字が苦手なのは・・・?
「なかなか数字に弱くって」
「経営者の勉強会で入って勉強しているんですがよくわからない」
「いつも数字に追われている気がする」
などなど。
そんな相談を受けます。ちょくちょく。
そこで今回のブログではそのあたりについてお話ししますね。
・ たくさん売上を上げて儲かっている
・ 会社の規模を拡大すれば経営は安定している
・ 粗利をしっかりと確保している
・ とにかく集客はできている
・ 販促の費用対効果だって検証している
それなのにうまくいかない!?
どういうことでしょうか。
結論から言いますね。
あなたが数字に追われる理由。
それはあなたが数字を勘違いしているからです!
たしかに営業のノルマなどにも数字を使います。
今月・今期の目標数字なんて言い方です。
○○○件。○○○人。○○○円。達成率○○%。
そう書いて壁に貼っている数字です。
その数字は損益のことばかりです。
それでは数字の半分しか見ていないことになります。
あと半分あります。
それはお金の種類。実はそっちの方が大切です!
数字に追われる。
数字に追い込まれるっていうのはお金に関する問題。
お金に関する経営者の感情です。
それなのにそこを無視しています。
だから追い込まれやすくなっているんです。
どうしてお金(の種類)を無視するのでしょうか?
それは他社との比較に使いにくいから。
売上や利益率といった数字は比較しやすいからです。
だから損益ばかりが気になるんです。
お金の種類と言っても円、ドル、ユーロなどではありませんよ。
ほら、売掛金って言いますよね。
ほかにも受取手形(お金に代わる証文)買掛金に借入金。。。
取引の周辺には現金以外にお金の種類がたくさんあります。
お金に追われる感情は
現金の不足以外のなにものでもありません!
損益だけでは解決できません。
まずは取引習慣を見直しましょう。
会社の取引習慣は会社の癖です。
日頃から当たり前だと思っている、
無意識で行っている癖を見直しましょう。
目指す目標は現金化のスピードを上げることです!
1.受取手形の見直し。→ 廃止。
2.支払手形の見直し。→ 廃止。借入金で賄う。
まずは手形取引をなくすことです。
それだけ安心感が違います。
手形をもらっている限り
いつまでたっても現金化まで不安なままです。
流通やメーカーなど業種によっては
手形取引が当たり前になっていることもあります。
それも癖です。
自社の価値を高めることで取引の癖は治せます。
そういう意識が必要なんです。
会計数字は知識ではく意識づけが大切。
知識なんてなくてもいいんです。
意識を向ける方がステキです。
売掛金についてもそうです。
「発生」 → 「管理」 → 「把握」 → 「回収」
このタイミングを早めること。
さらにしっかりと責任者を置くことです。
いくら売り上げてもしっかりと回収できていないことがあります。
もう一度、再確認してみましょう。
などなどお金の種類ごとにどうすれば現金化できるのか。
結果としてお金の流れるようになります。
お金と感情は流れないと不健全です。
流れることで健全な経営も可能になりますね。
そのたりに意識を向けましょう。
とくに会計数字はとても感情的になっています。
今までは追われていても
これからは気軽に数字を追いかけていきましょう~~