あなたの会社に利益が出ないたったひとつの理由とは?

2015.03.29

Ishida_Mitsunari

簿記の普及に貢献した石田三成
(ウィキベディアより)

ボクの大好きな日本史。
それと数字を組み合わせると簿記の歴史にたどり着いたんです。

戦国時代。

日本では簿記が急速に普及します。
その功労者の一人が石田三成。
豊臣秀吉のもとで計数管理に秀でた武将です。

その簿記会計によって計算される結果が利益。
今ではこの利益が厄介な存在となりました。

黒字企業と赤字企業。

いったい何が違うんだろうって考えるようになったんです。

これが解明されれば
75%以上の赤字企業の経営者からは喜ばれるし
必死に黒字経営している方にも役に立つだろうって。

今どき会計や簿記も知らずに経営なんてできない
・・・そんな風潮さえあります。
経営にとって数字は必須。

たしかに損益計算書と貸借対照表に
記載される数字の意味や計算根拠は
知らないよりは知っていた方が便利です。

ココで計算される数字が黒字だと優秀な会社。
赤字だと厳しい評価となりますから。

それで・・・思いついたんです。

会社には2種類ある。

1.ある会社
2.ない会社

この2つです。
利益がある、利益がないではありません。

ある会社はすぐに利益の計算をしてもいいけれど
ない会社は利益の計算をしてはいけない。

あるとかないとかって
何のことかといえば経営基盤のこと。

資本力、マーケットシェア、ノウハウ、技術、顧客、コネクション・・・
といった、その会社の基盤。

経営基盤があるからこそ
それをもとに会社は経営ができるんです。

先ほど触れた石田三成も
当時一番のお金持ちだった豊臣秀吉の収支を合すために
簿記を活用しています。

言い換えると大企業です。

一方99.7%を占める中小企業は経営基盤が弱い。

基盤がないと言ってもいいぐらい。
だからいきなり利益を計算してもダメなんです。
というか、計算できないといった方がいいぐらい。

計算しても赤字になる確率が高いんです。

基盤がないんだからしょうがない。

資本、人材も乏しいのに
今の競争社会で黒字経営をするなんて不可能です。

そもそも簿記や会計は経営者のために発達してきました。
当時の経営者はお金持ち。ある人たちです。
お金を持っている経営者のために誕生したんです。

いつのまにか・・・

時間の経過とともに簿記会計は
お金のあることに関係なく単に経営者のためとなりました。
あることが前提だったのに省略されたんです。

実際にはない人が使っても役に立ちません。

いきなり当てはめると酷な結果にさらされます。
実際、それが赤字の企業数となって反映されています。

住宅に置き換えると分かりやすいかもしれません。

土地がある人はすぐにでも家を建てることができます。
でも土地がない人は建てられません。
どこで家を建てるのかその場所を探すことから始めます。

建てる前に探す必要があります。

そうですよね。

さらに大切なことは暮らし方だったりします。

会社経営もまったく同じ。

基盤があれば利益計算も可能です。
何をどう活かしてどんな成果が出たのかって。
それがいくら貯まっているのか。

それが利益計算です。

基盤もないのに計算できないんです。
会計ソフトが普及したことで
なんとなく大企業と同じような習慣が身についただけなんです。

まずは探すことです!

では何を探すのでしょうか?

もちろん「利益の源泉となる基盤」を探しましょう。

会社の利益が赤字になる原因は利益の源泉がないからです!

売上から経費を引いた計算結果ではありません。
そもそも基盤もないうちから計算はできないんです。

探し物というのはあることが前提です。
ないものは探せないから。
掘っても掘っても湧いてくる源泉を探しましょう。

中小企業でもあるもの。
誰にでもあるもの。

それは「個性」です。
経営者自身の個性に基づく価値が利益の源泉です。

自分たちの個性に基づく価値を探しましょう。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
山本 やすぞう

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