会社の体力・抵抗力・免疫力について考える③

2020.04.30

ミルクティが美味しい、それから・・・

前々回のブログでは会社の体力について
体格・体型と比較しながら説明して
前回は抵抗力とその周辺のお話でした。

会社の財務的な健康に例えてのお話です。

日ごろの会話でも

「抵抗力が・・・」とか
「免疫力が・・・」とか
「体力が・・・」って

言うことが増えましたよね。
健康や免疫に敏感になるばかり。

そこで書き始めた今回のブログ。
今回はその3回目です。

あらためて

抵抗力って
あらかじめ備わってる
病気に耐える体の強さ

免疫力って
経験から作られた
病気にならない力

そんなところでしょうか~

では会社の財務的な要素で
免疫力にあたるのは何でしょうか。

その答えは・・・

免疫力の正体は「利益」です。

貸借対照表の記載では
「利益準備金や別途積立金、
繰越利益剰余金」がそれです。

この剰余金等は日々の活動で得た
利益の集合体です。
ここでは剰余金等と呼びますね。

剰余金等(利益)という免疫力を
つけることで日々の取引で
いくらか損失が生じてもすぐには
健康問題に発展しません。

いつも体を守ってくれます。

少ない抵抗力(資本金)でも
日々の努力で免疫力を
あげる唯一の方法は
利益を計上すること。

それしかない!

イメージしてみましょう。
仮にウィルスという損失が発生して
体内に入ったとします。

ウィルス VS 抵抗力+免疫力

そんな図式。

ウィルス > 抵抗力

でも
ウィルス <抵抗力+免疫力

かもしれません。

新種のウィルスが発生しても
日々の経験から免疫力を高めることで
体を守ることができます。

それが剰余金

1%でも剰余金等が増えれば
1%分の体を守る免疫力がアップします。

平熱の低いことを低体温と呼びますが
財務上では利益が少なり薄利経営の
状態だと思ってください。

低体温 = 薄利経営

少しでもいい
少しづつでもいいから
できるだけ早く

体温(利幅)をあげましょう。

そうすると徐々に免疫力が上がります。
血液(現金)も増えて循環がよくなります。
スッキリ排便。適度に排便するイメージです。

利益はう〇ちみたいなものです(笑)

それでもピンチなら
輸血(借入金)しましょう。

問題は会社の体内に注入した輸血は
必ず採血して体外へ出さないといけない。

今のようなコロナの緊急事態では
すぐに採血できないので元気になるまで
待ってもらう必要があります。

返済の据置期間がそれです。

あと守る以外に
攻める手を考えましょう。
それが免疫細胞ですよね。

体内に入った病原菌やウィルスなどの
外敵を撃退してくれるのが免疫細胞の存在。

特に腸に大集結しているそうです。
おまけに体内の免疫細胞の戦闘能力を
高める特別な訓練スペースもあるぐらい。

会社の財務ではどうでしょうか。
どこに表記されていると思いますか。

答えは・・・

オフバランスにあります。。。

貸借対照表には記載されないけれど
会社にとっては価値のあること。

お客さまやファンとの関係性や
他にはない独自の価値です。
ノウハウや特殊技術もそうかもしれません。

一時、コロナなどで体力が落ちても
独自の価値や関係性があれば
立ち直るもとになりますから。

独自の価値や関係性こそが
会社にとっての免疫細胞です。

それって何だろう。。。

在庫や不動産ではありません。

せっかくの機会です。
ぜひ一度考えてみてくださいね。

会社の体力・抵抗力・免疫力について
考えるシリーズでした。

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山本 やすぞう
1972年大阪市生まれ。近畿税理士会北支部所属。TKC近畿大阪会所属。 大河ドラマを題材に使い、名シーンや名セリフを交えたわかりやすい内容が評判となる。常識に縛られずその会社らしくあろうとする経営者を応援することから、中小企業の経営者のみならずスタッフまで「私にもできる」と思わせ、信奉者が増加中。 計算するだけでなく、一緒に利益を探す税理士として活動中。
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