昨日から書き始めたブログ
⇒ ない会社の利益の基盤はブレスト資本!?
その続きをお届けしますね。
その前にこういう発想に至った経緯を振り返りますね。
ボクは「利益は探し物」だと定義づけしています。
それには訳があります。
会計ソフトが身近になって
どんな会社でも手軽に手元で
利益計算ができるようになりました。
それなのに
統計上70%以上の会社が赤字決算。
単年度で黒字になっても継続しない会社もあります。
さらに黒字経営でも辛そうな会社もある。
そんな現状を何とかしたいと思ったから。
ボクたちは無意識のうちに
利益というものは計算するものだと
思い込んでいるかもしれない。
そう感じたんです。
計算することで利益が出るなら
すべての会社経営が黒字になるはずです。
だって手元で会計データがあるんですから。
赤字になるとわかっていて
そのままにするはずがありません。
なんとか黒字化するはずです。
どんな会社にも存続するためには利益は必須です。
それなのに現実はそうなっていない。。。
では逆にどんな会社でも利益があるとしたら・・・
そう考えたんです。
かなり都合のいい考え方ですね。
でもあると思ったんです。
会計ソフトの罠から脱出して
新しい利益の概念を整える必要があるって。
そして、その誰にでもある
利益の源泉こそが「経営者の個性の基づいた価値」です。
個性なら誰にでもありますから。
あるなら探せば見つかるはずです。
その具体的な探し方について
昨日のブログからお届けしています。
前置きが長くなりました。
利益を2種類に分類しましょう。
1.目に見える利益
2.目に見えない利益
2つあるって思うことです。
1.は計算で求める利益です。
会計ソフトに取引データを入力することで
数値化されます。
今まではその辺りだけを意識していました。
そして2.の存在に気がつかなかったんです。
2.はセンスが必要です。
センスというのは直観に基づいて行動した結果、
いい反応が出たことを体系化することで磨かれていきます。
なにより直観から行動することを
習慣化させることによってセンスは向上します。
考えるより前に感じることに集中しましょう。
そんなセンスのいい会社は楽しそうです。
会社数字では
予算を立てたり、計算したり、
モノがいくつ売れるというふうに目論みます。
ある意味、当然のことかもしれません。
その反面、
センスのいい会社は
数字を大切にしながらもそこから脱却して
慮る(おもんばかる)ことを大切にしています。
思いを量る。
相手、身近で大切な人、お客さまのことを思い量る。
すべての業種はサポート業です。
何かのお役に立つことで成り立っています。
その基本は「思いやり」です。
そこを意識しながらブレストします。
アイディアを企画にまとめていきます。
結果、利他的で関係性がしっかりしたものになります。
いま、世の中にモノは余っています。
何がいくつ売れるのか。
利己的に利益を目論むことから
誰のことをどのくらい思い量れるのか。
そうした習慣から利益は生まれてきます。
と、書いたところで
長くなったので続きは次回のブログで。