『西郷どん』26回~いよいよ吉之助が
革命家へ変貌を遂げていきます。
5年弱の島流しが解かれて薩摩に
戻ってきた吉之助。
国父・久光さまと盟友・大久保一蔵は
上洛して留守でしたがお城で藩主・
茂久さまと対面します。
その場で藩主の命令によって
京へ向かうように言われます。
吉之助を京へ遣わしてほしい
というのは一蔵の要請でした。
上洛した国父・久光さまは
参与会議に出席します。
他の出席者もそうそうたる顔ぶれ。
・ ヒーさまこと一橋慶喜
・ 越前・松平春嶽
・ 土佐・山内容堂
・ 会津・松平容保
・ 宇和島・伊達宗城
ただ他の顔ぶれと違って
国父さまだけが陪臣(藩主の家臣)で
無位無官。身分が違います。
とくに将軍後見職でもある一橋慶喜とは
まったく相性が悪い。話にならない。
相手にされていない感じすら漂う。
議論ではなく久光の話には
はじめから反対って感じ。
そんな状況を打開するために
吉之助が京へ呼ばれたんでした。
亡き殿・斉彬さまのお庭番として
活躍した際にヒー様とは顔なじみ
だったからです。
吉之助が遠島のあいだに
世の中も急変していました。
帝を京から他へ移そうとした
長州藩を薩摩藩らが追い払っています。
三条実美ら7人の公家が追われます。
いわゆる8月18日の政変が起こって
います。それ以来、長州藩と薩摩藩は
犬猿の仲らしいんです。。。
そう聞き及びます。
それでも自分は生きている。
京は荒れている。
吉之助は自分の天命に従い京へ上ります。
・・・殿、見守ってたもんせ
斉彬さまから下賜された短刀と
子どものころにもらったカステラの包み紙
『Cangoxina』に誓います。
いよいよ斉彬さまの意志を
引き継ぐ覚悟をします。
これまでの苦労がつながります。
沖永良部島への島流し。不遇な意味とは?
侍が重い刀を2本も差してそっくり返る時代は終わる。
御庭方が短刀を使うとき?
西郷どん!3つの承継ファースト
天命とは「calling」です。
誰から呼ばれる
突然の呼び出し
だから見つかるものでも
作り出すものでもありません。
呼ばれることで気づく覚悟です。
人は天命に従って行動するとき
他者貢献に向かいます。
一心に利他的に行動します。
さぁ吉之助の利他は
どう表現されるのでしょうか。
楽しみで仕方ありません。
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