そもそも会計というのは
コミュニケーションの手段です。
えぇーーー
どこがーーー
数字の羅列でしょーーー
そんな声が聞こえてきそう。
でも事実です。一部の人とは
完璧にコミュニケーションできます。
誰かと言えば・・・
会社にお金を出している人。
利害関係者と言いますね。
株主や銀行です。
一定の期間でルールに従って会計処理した
結果について説明し計算や分析を交えて
増えた減った数字について報告します。
そうです。
会計のコミュニケーションは報告。
一方向です。双方向じゃない。
業績についての報告に終始します。
どうしてかというと
・・・相手はそこに興味があるから。
業績が良ければ
1.株主は配当がもらえます。
株を売れば売却益も期待できます。
2.銀行は貸したお金を返済してもらい
利息を受け取ることができます。
興味はそこだけでしょ。
どちらも儲かるってこと。
当期の利益は〇〇〇円
1株当たり配当は〇〇円
以上!
伝わってるでしょ。
つまんないけどそれで充分です。
そこで必要なことは正しい会計スキル。
間違っていては困りますよね~
どの会社も一定のルールに従って
同じ基準で計算することです。
だからこそ
計れるし、示せるし、比較できるんです。
出資する側からすれば
配当性向や配当利回りはどうか。
同時にその会社の安全性が
担保されていればいいわけです。
ここでは会計センスの出番はありません。
会計がスキル主導になりがちな理由です。
では赤字経営の会社は
出資してもらえないのでしょうか。
お金は借りられないのでしょうか。
マイナスの軽軽状態では厳しいですよね。
出資や貸したお金が返ってこない
可能性が高いんだから。当然です。
あきらめますか。。。
あなたが経営者なら
そんな時ほどお金が必要なはずですよね。
そこで会計センスの出番です!!!
黒字だと安心して聞いていられますが
基本的に会計報告はつまんないんです。
だから赤字だともっと辛い。
そこ(会計)を面白く話すんです!
明るく話せば
・ひょっとするとこの会社は化けるかも
・今は赤字でも将来性はあるかも
・もう少しかかわるとうまくいくかも
そう感じてもらえるかもしれません。
儲かっている経営者はお話が面白い!
これは事実です。
聞いた人が他の人に
思わず話したくなるお話をする。
だから面白く話すって大事なんです。
それってセンスですよね~~
実体験のエピソードを交えて
「つまり〇〇のうちに△△になります」
って面白く話す。
これ!
ポイントは2つ。
この連載を読んでいる方は分かりますよね。
1.時間軸に奥行きがある
2.関係性のつながり意識する
これです!
この2つを実体験を交えて話すんです。
想い出して練習してみてくださいね。
将来性と関係性があるとなれば
聞いている方は気前よくポンと
お金を出したくなるように話しましょう(笑)
・・と、ここまで読んで
いただいたところで長くなったので
続きは次回に。
得する!会計のスキルとセンスの違い その1
得する!会計のスキルとセンスの違い その2
得する!会計のスキルとセンスの違い その3
得する!会計のスキルとセンスの違い その4
得する!会計のスキルとセンスの違い その5