例えば病院でも鉄道でも学習塾だって
相手に対して安全ってマストですよね。
安全・安心・正確・・・
ただそれだけではほかの同業他社と同じ。
そこに業界のお決まりの方法で経営すれば
正解のコモディティー化になる。
すでにそうなっているのに
そこを気づかないことは大問題ね。
一般的な粗利率は30%とか
平均的は利益率は20%
な~んて根拠のない
発想をすればなおのことです。
会計スキルの罠にはまっている。
それは結果として
そうなることが多いってだけ。
だからお客さまは
どこのお店やどの商品も
選べないし
愛せないし
応援できない
では安全・安心・正確などの企業の
マストを会計的には表現するとしたら
どうなるんでしょうか。
数字じゃないけれど
会計的に表現してみる。
「~しないといけない⇒負債」
・・・きっとこうですよね。
それだと負債を減らすためには
お金(資産)も減ってしまいます。
あるいは利益で償還するしかない。
なくなってしまうと困るのに。。。
でもふつうに考えるとそうです。
そこに会計センスがあれば少し違ってくる。
「~しないといけない⇒資産・負債」
いかがでしょうか。
安全という価値は資産であり、
安全を届ける負債でもある。
同時に発生している。
継続的に活動しても安全という資産も
負債も減らない。むしろ大きくなるばかり。
経営を辞めるときにはじめて相殺される。
その時まで両建て。
資産であり負債でもあるわけです。
届けた価値(資産負債)大きくなるには
さらに独自の価値が必要です。
それがUSP。
安全・安心・正確などに加えて
健全な会社はUSPが明確です。
USPがあるから一般的な価値が
独自の価値になって相手に届くことで
相乗効果が生まれるんです。
およそ会社の純資産の部の「剰余金」の
大きさはUSPの明確さに比例している。
そんなイメージです。
棚卸や受取手形が。。。
支払手形が多いとか。。。
借入金が。。。
な~んてデータで表記されている
数字ばかりで経営判断はできませんから。
・・と、ここまで読んで
いただいたところで長くなったので
続きは次回に。
得する!会計のスキルとセンスの違い その1
得する!会計のスキルとセンスの違い その2
得する!会計のスキルとセンスの違い その3
得する!会計のスキルとセンスの違い その4
得する!会計のスキルとセンスの違い その5
得する!会計のスキルとセンスの違い その6